can't hear anything.

きっと、届かないけれど

Dear あるひとりの女の子

貴女が読むかは、わからないけれど

丁度、節目だから、全部、ここで出してしまおうかなって、思います

****** 

貴女はきっと私のことを殺したいくらい憎んでいると思う

それは私も同じでした

かなり前のことから、掘り返すけど、書きます

 

私は最初、あの人が好きで、貴女に相談していましたね

にも拘わらず、貴女はあの人を奪っていった

あの時は強がって、気にしないなんて言ったけど

そんなことはなかった

私は貴女に騙されたとそう感じました

その日から貴女は私の敵でした

でも私は昔から弱虫だったのです

貴女と一緒に居るあの人を、見たくはなかった

だから離れようとしたんです

でも貴女は大丈夫だからと私を二人の輪に入れてくれましたね

あの人の近くにいられることは私はとても嬉しかった

けど

同時に、その空間にいることは私はとても苦痛でした

でも私は我慢したのです

あの人の近くにいるだけで

私は幸せだと思ったから

実際はそんなことなかったんだけど

あの人には、私だけでいて欲しかった

あの人が、貴女も私も両方大事な人だって言ったとき

嬉しさと同時に悔しさがあった

だって、彼女と妹、天秤にかけて

最終的に一緒になれるのは、どう考えても彼女のほうでしょう?

最初は順調にみえたけど

終わりは案外すぐにやってきましたね

私が折れる前に、

貴女が堪えられなくなった

大丈夫なわけがなかったんです

だって私も貴女も、

あの人を愛してしまっていたから

 

私はずっと貴女が羨ましかった

私があの人とできないことも

彼女であるあなたは難なくすることができて

誰がどう見ても、私より貴女をあの人は想ってくれていた

だから

それで猶満足できていない貴女が

憎かった

どうしてそんなに愛されているのに不満なの

ってね

 

なんであの人の隣にいるのが、私じゃないんだろうって

何度も思いました

 

最終的には私があの人を奪う形になってしまいましたね

でも貴女は諦めなかった

あの人はお優しいお方

私は、あの人に貴女との関わりを全て絶ち切って欲しいと望んだけれど

あの人は決してそれをしてはくれなかったわ

それをいいことに貴女はあの人への連絡を止めませんでしたね

私はとても怖かった

だって貴女ほどの勇気が、私にはないんだもの

いつ、あの人が折れて貴女のところへ戻ってしまうか

不安でしかたがなかった

あの人は私のそばにいるって、言ってくれていたけど

それでも実際貴女からの連絡は絶えなかったんだもの

私と一緒にいるときも常にあの人の携帯は通知音が止まなくて

とてもとても

嫌だった

貴女は何回も自殺宣言をしましたね

その度にあの人は貴女に振り回されました

貴女の、思う壺だったでしょうね

あの人はとても、正直だから、貴女を放っておけなかった

どうでもいいから早くそのまま死んでくれと、

ここまで願ったのは、あれが初めてです

でも私は弱虫だから

それを思うしかできなかったのです

貴女の言動一つ一つが、過去の私を彷彿とさせて

とても不快でした

だって、見ていてとても、かわいそうだったから

でも私もこうだったんだなぁって

人の振り見て我が振り直せ ってこういうことだったんだなって

思い知らされました

だから貴女には感謝しているのです

私の過ちを、思い知らせてくれたから

 

そういえば貴女は一度、私と話がしたいと、言った時がありましたね

私はその時逃げてしまいました

それだけは、悪いことをしたなと、今になって思います

あの時貴女が何を話そうとしたのか、今でもわかりません

でも今そのことを話しても、意味がないことだということはわかります

だから忘れてください

あの時はごめんなさい

 

三人で仲良く遊んだあの日々が、嘘みたいね

貴女は私のことを好きだと言ってくれたけど

それも嘘でしょうね

いい気味だったでしょう

あの人に独り勝手に想いを寄せていた私を欺いて

嘲笑っていたのでしょうね

もうあの頃にはもう戻れない

いくら貴女が頑張っても、

あの頃みたい3人で仲良く笑いあうことはもうできないでしょうね

 

貴女はまだ、あの人にメッセージを送ろうとしているのでしょうか

私はそれが、嫌でしょうがないです

 

直接言うことはできなかったけど、私は貴女が邪魔で仕方ない

 

貴女が彼と別れた後、暫く時間は開きましたが私はあの人と付き合い出しました

貴女は嫌だったでしょうね。私もそうだったから。

きっと、私とだけは付き合って欲しくなかったのでしょうね。私もそうだった。

だって、あの人と付き合う少し前まで、貴女は別のお方に思いを寄せていて、

よもや貴女があの人と付き合うなんて可能性を、私は考えていなかったもの

裏切り、以外の何物でもないでしょう?

だから、あの人に粘着質になる貴女が、私には理解できなかった

もう一個のTwitterで、たまに呟いていたものを、貴女はきっと見ていたと思う

誰に宛てたかははっきりしてなかったけど、まごうことなく、貴女に宛てたものです

それで諦めてくれるだろうとは思ってはいなかったわ

諦めてほしかったけれど、それも無理だろうということはわかっていたから

貴女が見て、傷ついてくれればいいと思った

私は最低な人間です

あの時呟いていたことは、すべて私の本音です

ごめんね

 

でも、もう無理なんです

 

貴女に会うことも、もうないのでしょうね

だから、最後にこれだけ

 

何度でも私は言います

 

あの人はもう私のものです、ずっと、私のモノです

 

あの人はモノじゃないと、貴女はいつだか、言ってましたっけね

 

誰が何と言おうと、あの人は私のモノで、私はあの人のモノ。

 

返しませんし、誰にもあげません

 

ごめんなさい

 

親切心で忠告するけど、あの人のことは、

忘れたほうがいいと思いますよ、そのまま、ね